シリアの行方
シリアは世界で最も何とも難しい国になってしまいました。それはアフガンの様に国とテロ集団と言うはっきりと割り切った国ではないからであります。テロ組織があって、反体制派組織があって、その下にいくつもの集団があるのです。どちらか一方を取り入れるとトリビアやイエメンのように無政府状態になってしまいます。多数決の道を選択するしか方法は無いのであります。良い方向へ転がったとしてもシリア国民は不安な毎日の中で生活を続けていかなくてはなりません。世界で最も何とも難しい国になって仕舞ったのであります。